行ってきた!神勝寺 禅と庭のミュージアム アクセス (福山駅発) 2020秋
神勝寺 禅と庭のミュージアムにHopping!
神勝寺(しんしょうじ)のウェブサイトは2つある。「禅と庭のミュージアム」、そして「神勝寺」が併設して存在する。
szmg.jp
名和晃平さんをご存知だろうか?
私が初めて彼の作品を見たのは瀬戸内の犬島
彼の代表的な作品と言えばこれかな
「へーー、おもしろい!!」
現代アートを見たときの、「なにこれ?!」な感じ。そう、そこがおもしろい。
それ以来、すぐに名前を憶えて彼の作品をチェックするようになった。
京都BALのスターバックスにも彼の作品があったりする。最近では明治神宮でこの作品が展示されていた。(2020/10/23ー11/3) これも見てみたかったな。とにかく、彼の作品が大好きなのだ。
そんな中見つけたのが
「神勝寺 禅と庭のミュージアム」
彼のインスタレーション作品「洸庭」があるお寺
庭のランドスケープは「そら植物園」のプラントハンター西畠清順さん
そして、さらに建築家/藤森照信さん設計の社務所もある。藤森さんと言えば、これを知ってる人が多いかな。
建築家つながりで探し出すと、いろいろ発見があっておもしろい。私の楽しみ方のひとつ。
さておき、こんな見所満載の場所が福山に!これは是非Hoppingせねば!とゆうことで、
Let's Museum Hopping!
福山駅前からのアクセス
今回は車で行ったので、バスは利用していませんが、調べた結果をまとめます。実際行かれる際は、各サイトで確認を。
以前は、福山駅前から直通無料シャトルバスがあったようだが、今は運行していない。インバウンドが戻ったら復活するかな。
平日のバス
平日:福山駅〜天神山下車 / 530円
⑥番乗り場
千年橋/常石/阿伏兎/内海農協行き
天神山〜神勝寺まで送迎あり
平日は直行便がない為、天神山バス停から、神勝寺の方が送迎していただけるよう。
徒歩だと15分ほどの距離なので、これはありがたい。是非お願いしよう。
084-952-3100 http://shinshoji.com/
土日祝の直通バス
土日祝:福山駅前〜神勝寺 直通バスあり / 560円
赤枠が土日祝の時刻表 / ⑥番乗り場
別枠で平日休校日とあるが、明王大高校の長期休暇 (夏休みなど) にあわせて運行だそう。なかなか難易度が高い。
チケットについて
神勝寺は座禅を始めとする体験も用意されている。なんとお風呂まであるのだ。残念ながら、現在は足湯対応のようだが、通常は湯船につかれるんだね。
7つの内面旅行と称して、チケットがある。
私は1,500円のチケットを購入し、 このうち①③⑤を体験。
洸庭と白隠の鑑賞料金も含まれていて、4,800円だとフルコースが体験できる。今回お風呂は入らなかったが、「風呂であめをなめるとゆう禅」はなかなかシュールで、おもしろい。1,500円のチケットだと、お風呂の追加料金は+500円。
鑑賞時間について
とにかく広い。とりあえず、3時間は必要な感じ。私は11時過ぎに到着、約4時間滞在し、回ったルートをご紹介します。社務所 / 藤森照信
この空間もステキ
①パンフレットのオススメルートは、ほんとにオススメ
入館時いただけるパンフレットにある赤い→→→矢印のオススメルートで回ると、いい感じに散策できる。オススメはうらぎらない。
②アートパビリオン《洸庭》の入場時刻を決めよう
青丸の総門が入口、そのお隣が洸庭
●社務所でチケット購入
料金等に関しては、こちら
「音声ガイドで体験する、7つの内面旅行」持ち帰れるのは禅という体験 | 神勝寺 禅と庭のミュージアム
●下記の用紙とチケットが配布される
私はランチしてから、12:30の回で入場することに
《洸庭について》
●神勝寺の入館料に洸庭の代金込
●予約不可、整理券配布なし、並んだ順番で入館
●1回、約25分ほどのインスタレーション作品
●1席2名まで、9席あり / 最大18名
但し、家族・グループ以外は、1人で1席
●暗いところが苦手な人は、やめた方がよいかも。館内は基本真っ暗で、インスタレーションが始まると、徐々に洸が見えてきます。
③含空院(茶房)で、20食限定 / 湯豆腐1,500円(税込)ランチ
目の前の素晴らしい景色を眺めながら、胃にやさしく、おいしく、思ったよりボリュームもあるお料理をいただき、とっても良い時間を過ごせた。季節によってお料理は変わる感じかな。これ京都だと、もっとお値段するよねーとゆうくらい、絶好のロケーション。
http://shinshoji.com/trial/gankuin.html
夏はかき氷なんかもあり、お茶するにもいい感じ。
席数は少なめなので、混雑時は予約した方がよいかも。お店に必ず確認を。
飲食は他に、うどんもあるみたい
五観堂(神勝時うどん)|体験・くつろぎ|臨済宗建仁寺派 神勝禅寺|広島県福山市沼隈町
④12:30 洸庭鑑賞
私たちはギリギリ定員セーフで入館できた。少し早めに並ばないと、1時間後の次の回になってしまうので注意。
洸庭の建物はもちろん、お庭とその空間がなんとも美しい。シャッターを切らずにはいられない。特に紅葉の季節は絶景。この時期に咲く、めずらしい桜と紅葉のコラボも鑑賞できる。ここはゆっくり時間を取りたい場所。
⑤13:30 本堂無明院を目指し、お庭を散策
紅葉まっさかりの時期だったので、とにかくどこも美しい。本堂の白隠コレクションがある荘厳堂に向かって、なだらかな坂道〜そこそこの坂道を上っていく。入口から20分くらいかな。景色はきれいだし、空気はおいしいし、全然苦ではない道のり。
⑥ロバの一休
なだらかな坂を進むと、地図の赤丸のところに「ロバの一休」なる文字が?興味本位で足をのばしてみると……ほんとにいたー!恥ずかしがり屋だったので、写真は撮れなかったが、一休ちゃんに会えば、なごむこと間違いなし。
⑦本堂 無明院到着
美しい枯山水を眺めながら本堂の階段を上がると、荘厳堂がある。白隠の作品が多数展示されており、幸い私たちは貸切状態で、存分に鑑賞できた。表情豊かで、思わずこちらも微笑んでしまう作品も。待ち受けにしたら、幸せになれそう。
⑧本堂を出て左にすすむと「鐘楼」が
英語だとBellTower。そう、鐘がつけるのだ。人生で初めて鳴らした、鐘。願いを込めてと書いてあったので、その通りに。叶うといいなぁ。
⑨再び本堂に戻り、階段を下る。
紅葉を愛でながら、水辺へと足を運ぶ。
自然、建築、歴史、そして現代アートを通じて「禅」とは何か?を体験できる素晴らしい場所だった。人生に迷ったり、ぼーっとしたくなったり、ただおいしい空気を吸いたくなったり、こころが疲れたりしたら、神勝寺で是非「禅」を体験して欲しい。
何事もため込みすぎず、適度にガス抜き。辛くなる前に、リフレッシュ。そんな時、最高にオススメの場所である。
Thank you museum!